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EPSON Endeavor ST110の電源解析

ある日のこと、急にサーバを作りたくなりました。
ちょっとDBで遊んでみたいとか思っただけなので、低スペでいいから静音省電力で安価なサーバがいいなと。
そう思って秋葉原を歩いていたら、Q.C.PASSで、Endeavor ST110のマザーボードを発見しました。

Endeavor ST110とは、EPSONが2007年に発売した体積2.7Lの小型PCです。
モバイル向けCore2Duoを搭載し拡張バスはUSBだけという、なんともいえない、いにしえのスペック。
ただ、これのマザーボード IMISR-MAが680円で売っていたんですね。

T61から取り外したC2D T7250とDDR2な1GB * 2が部屋にあったので、これ使えば目標を達成できるんじゃね?と。

IMISR-MA(Endeavor ST110 M/B)

このマザーボードを使うにはただ一つだけ問題が。電源供給コネクタが特殊なんです。
画像を見ればわかりますが、ATXな電源コネクタとかついていません。
じゃあどこから電源を供給しているのか、という話になりますが、
どうやらPCIスロット(に見えるコネクタ)から給電しているようです。

ググってもピンアサインが見つからなかったので、調べてみました。
(使用部品のデータシートを拾ってきて、テスターでどこと繋がっているかを調べました)

以下がそのデータです。
Endeavor ST110 電源ピンアサイン
なお、このデータは間違いを含む可能性があります。使用する際は、一度、自分自身で確認してください。
このデータを元に電源変換基板を作って発火した、などと言われても責任は取りません。

+3VSBという端子がありますが、これはSuperIOに繋がっているようです。
通常のATX電源にはありませんが、+5VSBから出力3.3Vのレギュレータで+3VSBを作ればいいと思います。

また、PS_ONとPWROKはSuperIOに繋がっていますが、
SuperIOは3.3Vで動作し、通常のATX電源の信号電圧は5Vだった気がします。
ATX電源を始動させるにはPS_ONをGNDに落とす必要があります。
SuperIOのデータシートには5V トレラントと書いてあったので、大丈夫だとは思います。
(特にPS_ONはオープンドレインなので、電源電圧以上の入力も大丈夫なはず)

近日中に変換基板を作って試してみたいけど、試験期間なのでいつ作れるかはわかりません。

PLANEX CQW-MRBの復活を目指して

この記事はメモです。

部屋の掃除をしていたら、PLANEXのCQW-MRBとかいうモバイルルータを発掘した。
通信端末をUSB接続し、それを無線(11n)/有線LAN(100BASE-TX)経由で使用できる強いやつです。
ただ、発熱が酷く、バッテリも1時間強しか持たないという残念なやつでした。

一応、USB給電もできますが、通常のUSBケーブルではバッテリ充電しかできません。
どうやら、USB-miniBのIDピンを+5Vにして給電すると、USBの電力で起動できるようです。

検索してみると、本体を分解してUSBコネクタ付近の回路をショートさせることで、
通常のUSBケーブルでも起動できるように改造している例がありますが、
技術適合マークが付いた製品を分解した場合、技術適合マークが解除されるそうで……

こいつのいいところは、WWAN部分が外付けとなっているために、
通信端末を延長ケーブルを用いて、電波的に都合のいいところに分離できることです。
長いUSBケーブルを用いて、WWAN側通信端末を肩などの比較的高い場所に固定して、
本体はかばんの中などにしまうことができます。

で、こいつを再利用、ついでに改良できないかと。

もちろん、本体の分解/改造をした場合は法的にアレな電波を飛ばすことになるので、
本体には手を加えず、外部に接続するHWで何とかします。

CQW-MRBの弱点であるバッテリ稼動時間を何とかするために、
外部からUSB経由で5Vを給電したいと思います。
具体的には、Li-IONバッテリセル 18650を2本直列にし、
村田製作所のOKL-T/3-W12N-Cを用いて5Vに降圧し、改造したUSBケーブル経由で流し込みます。
ついでに、本体に接続されるUSB端末の電源も、こっちから流し込めるようにしたい。

そうすれば、内蔵バッテリの3.6Vを5Vに昇圧する際のロスが減り、外部に大容量バッテリをもてるので、
長時間使用可能+発熱量低減が達成できるのではないかな、と。

来年の1月中の課題にします。 続きを読む
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